「BSアンテナを設置しているのに放送を受信できない」
「なぜBSアンテナを設置している放送を視聴できないのか知りたい」
BS放送を受信できない場合、問題がある可能性が高いのはテレビの受信設定、ケーブルの接続、またはアンテナ周辺の状況です。
この記事ではエラーコードの意味から受信できない原因を特定し、自宅で行える対処法をお伝えします。簡単な対処で解決することもありますので、ぜひ参考にしてください。
BSアンテナで急に受信できないときの対処法6選

BSアンテナが急に受信できなくなったときに、自宅でできる対処法を6つお伝えします。
主電源を落とす
まず、テレビの主電源を落としてみてください。リモコンではなくテレビ本体のスイッチで主電源を落とせます。さらに、テレビの電源コードをコンセントから抜き、数秒経ったら正しく差しなおしてください。
配線を見直す
テレビとBSアンテナの配線を見直すことにも効果があります。テレビとアンテナの間にはいくつかの機器がありますが、その中で最も差し間違いが多いのはレコーダーの周りです。差し込み部分の表示と照らし合わせながら正しい配線になっているか確認してみてください。
これまで受信できていたのに急に受信できなくなった場合は、配線は正しくてもどこかに緩みが生じているかもしれません。テレビの「アンテナ入力」という部分や壁にあるアンテナ端子が緩んでいる場合には、しっかりと接続しなおしてみてください。
それでも受信できない場合は、断線が起きている可能性があります。配線の被膜が劣化している部分や、接続部分に断裂がないかも同時に確認してください。
テレビの受信設定を確認する
受信設定とは、住んでいる地域で電波を受信するための設定のことです。テレビのリモコンで「設定」を開き、「放送受信設定」といったメニューから地域を選んでチャンネルを設定します。詳しい設定方法はテレビの取扱説明書を参照してください。
主に引っ越した際に設定が必要です。県内での引っ越しであっても、集合住宅と一戸建てでは設定方法が異なることがありますので、確認が必要です。
B-CASカードを正しく挿入する
B-CASカードはデジタル放送を受信するために必要なカードで、新品のテレビには通常付属しています。ただし、中古や他人から譲り受けたテレビには付属していないこともあります。
B-CASカードが正しく挿入されているかどうか、以下の点を確認します。
- カードの向き
- カードの種類
- 奥まで差し込まれているか
- 傷や汚れはないか
傷や汚れによってB-CASカードが正しく動作しなくなることがありますので、ほこりを払うと正しく読み取れるようになる場合があります。また、傷が目立つ場合は、カードの交換が必要になるかもしれません。B-CASカードの再発行には2,310円の費用がかかります。
BSの放送状況と契約を確認する
BS放送を受信するには契約が必要です。受信できない場合、以下の点を確認してください。
- 契約の更新が切れている
- 契約したばかりで受信できる期日に達していない
- 放送を休止しているチャンネルを表示している
BS放送は映らないが地デジは映るときの対処法

地上デジタル放送は受信できているのに、BS放送のみ受信できないときには以下のような対処法があります。
チューナーの接続を確認する
チューナーとは、アンテナで受信した電波をテレビに映すための機器です。地デジは映ってもBSは映らない場合、BS放送用のチューナーを確認します。以下のような点をチェックしてみてください。
- ケーブルは正しく接続されているか
- 差し込み口は緩んでいないか
- 断線している部分はないか
ケーブルの接続方法は取扱説明書に記載されています。説明書が手元にない場合はWeb上で探せます。
アンテナの向きをなおす
BS放送は南南西の人工衛星からの電波を受信するため、アンテナをその方向に調整してください。方角がわからないときは、近所の屋根に取り付けられているアンテナと方向を揃えたり、アンテナの向きを指示するアプリを利用する方法があります。
アンテナの向きを調整した後には、アンテナレベルを確認してみてください。アンテナレベルはテレビのメニュー画面から「本体設定」「アンテナ設定」「受信強度」などの項目を選んで確認できます。数値はメーカーによって異なるため、目安が知りたい場合は型式を入れて検索してください。
障害物を取り除く
アンテナの周りにごみや何らかの障害物があると、電波が遮蔽されBS放送を受信しづらくなります。自宅のアンテナにごみや汚れが付着している、または周囲に障害物がある場合は、できる限り取り除いてみてください。
以下のような原因も電波を遮蔽している可能性があります。
- 高層ビルが建設された
- 樹木の葉が季節により茂った
- 洗濯物が多く干されるようになった
電波を受信する方向に障害物がある場合は、アンテナの移設が必要です。
BSアンテナの電源をONにする
アンテナの電源をONにするには、テレビのメニュー画面で「受信設定」→「アンテナ設定」→「アンテナ電源」の項目を順に選び、電源を切り替えます。
【エラーコード別】BS放送が映らないときの対処法

BS放送が受信できないときの主なエラーコードと対処法をお伝えします。
E201:電波が悪い
電波が弱いときにE201が表示されます。雨粒や湿った雪に電波が反射または吸収されるため、アンテナに到達するまでに弱まります。天候が原因の場合は、回復するまで少し時間を置いてみてください。
また、強風でアンテナの向きがずれている可能性も考えられます。アンテナが南南西を向いているか確認し、周囲のごみや障害物を取り除くと解決することがあります。
E202:アンテナが放送を受信できていない
E202はアンテナが放送を受信できないときに表示されるエラーコードです。まずはテレビと周辺機器のケーブル接続を確認し、B-CASカードが正しく挿入されているかもチェックしてください。それでも受信できない場合は、テレビのチャンネル設定を行ってください。他の可能性としてアンテナの向きが変わっていることもあります。
E203:有料チャンネルの契約に問題がある
有料チャンネルの契約に問題がある場合、E203が表示されます。視聴しようとしているチャンネルの契約状況を確認してみてください。契約に問題がない場合、チャンネルが一時的に放送を休止している可能性もあるので、放送予定を確認することが役立ちます。
E209:アンテナとの接続に不備がある
E209はBSアンテナのケーブル接続に問題があるときに表示されます。アンテナとテレビを繋ぐケーブルが正しく接続されているか確認してください。また、コンバータと呼ばれる機器への電源供給に問題があるかもしれません。テレビのメニュー画面からアンテナの電源設定を確認してみてください。
よくある質問

BSアンテナが受信できず、E202と表示されます。どうしたらよいですか?
アンテナが放送を受信できないときにE202のエラーコードが表示されます。テレビまたは壁にある端子からケーブルが抜けている、または配線ミス、接触不良などが考えられます。配線を見直してみてください。
さらに、B-CASカードが抜けているか故障している可能性も考慮してください。カードを確認してもエラーコードが表示されている場合、テレビやアンテナ、周辺機器の故障の可能性もあります。
BSのアンテナレベルが0になったのはなぜですか?
アンテナレベルが0になったときは、アンテナに電波が全く届いていません。以下の対応を行ってください。
- テレビの主電源を入れなおす
- アンテナケーブルの接続を確認する
- テレビのメニューからチャンネル設定をする
- B-CASカードを入れなおす
- アンテナの向きを調整する
BSが受信できない天候はありますか?
強い雨や雪の際には、雨や雪に電波が反射または吸収されて弱くなることがあります。そのほか、強風でアンテナの向きがずれる可能性もあります。
まとめ:BSアンテナで正しく受信して放送を楽しもう

BSアンテナで受信できない場合、自宅で行える対策が多数あります。可能な対策を順に試してください。もし、試したうえでBSアンテナの調子が悪い場合は、アンテナ業者に連絡して見てもらいましょう。
【要注意】12月に急増するテレビアンテナのトラブル!原因と対策
慌ただしい年末を迎え、家で過ごす時間が増える12月。
年末年始の特別番組や録画を楽しみにしている方も多いでしょう。
しかし、この時期は本格的な冬の寒さや天候の変化が原因で、アンテナトラブルが急増する傾向にあります。
突然「テレビが映らない」と慌てないために、11月のトラブルに加え、12月に特に注意すべき原因と対策を確認しておきましょう。
12月のトラブル急増の主な原因
11月までの要因に加え、冬特有の厳しい気象条件がトラブルを顕在化させます。
1. 寒波や積雪、冬の強風によるアンテナの更なる負荷と劣化の顕在化
11月までの秋の強風に加え、12月に入ると寒波が到来し、地域によっては雪を伴うことがあります。
冬の強風は、夏や秋の台風によるアンテナのわずかなズレや緩みをさらに悪化させ、受信不良を引き起こす決定的な要因となることがあります。
積雪は、アンテナ本体やケーブルに重量負荷をかけ、破損やケーブルの断線、接続部の接触不良を招くリスクがあります。特に雪が溶け始める時も注意が必要です。
急激な気温の低下は、アンテナの素材やケーブルを硬化させ、わずかな衝撃や振動で破損しやすくなるなど、経年劣化を加速させる要因にもなります。
2. 木の葉が落ちたことによる影響の逆転と周辺環境の変化
11月までは木の葉による電波遮断が問題となることがありますが、12月になり落葉が進むことで、状況が逆転する可能性があります。
落葉により一時的に電波の通りが良くなることもありますが、木々が遮っていた冬の強い風がアンテナに直接当たるようになり、揺れやズレの原因となることがあります。
また、寒さによる受信機器(ブースターなど)の性能低下や、外壁や屋根のわずかな隙間からの湿気の侵入が、ケーブル内部の錆や腐食を進行させ、不安定な受信レベルを引き起こすことがあります。
12月にも起こりやすい症状と対処法
| 12月にも起こりやすい症状 | 考えられる主な原因 | 対処方法の目安 |
|---|
| 雪が降っている日や強風の日に映像が乱れる | アンテナの向きのズレ・積雪による負荷、固定部分の緩み | 積雪時は安全確保が最優先。雪が解けた後、専門業者による方向の再調整や固定部の点検、補強。 |
| 特定の時間帯やチャンネルで映りが悪い | 極端な寒さによる機器の性能低下、ケーブルの接触不良 | 室内でできる対処(ケーブルの抜き差し等)を試みる。改善しない場合は専門業者へ相談。 |
| E202エラーが頻繁に表示される | 部品の経年劣化、積雪や強風によるケーブルの断線や損傷 | アンテナ本体や配線全体の詳細な点検・修理を専門業者へ依頼。 |
年末が来る前に!自分でできる安全チェックと専門業者へ相談する目安
年末年始の特番が始まる前に、アンテナの状態を確認しておくと安心です。ただし、積雪時や強風時の高所作業は大変危険です。
室内でできること
テレビ本体とアンテナケーブルの接続(芯線の折れや曲がりがないか)を確認し、緩んでいたら一度抜き差ししてみましょう。
B-CASカードの差し直しや、テレビの再起動も有効です。
天候が落ち着いている時に、屋根やベランダから目視でアンテナが大きく曲がったり、ケーブルが垂れ下がっていないか確認してみましょう(無理のない範囲で)。
アンテナ専門業者への相談
上記の室内での対処で改善しない場合、または積雪や凍結が伴う中での作業、高所作業が必要な場合は、必ず専門業者に点検・修理を依頼しましょう。
これらのサインが見られたら、被害が大きくなる前に、そして年末の予約が混み合う前に、早めに専門業者へ点検を依頼するのが賢明です。
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