「光テレビについて知りたい」
「アンテナテレビやケーブルテレビと何が違うの?」
テレビの視聴方法について悩んでいる人の中には、こんな疑問を持っている人がいるかもしれません。光テレビは光回線を利用してテレビを見る方法で、基本的にインターネットがメインです。オプションとしてテレビ視聴のサービスを追加できます。
今回は、光テレビの詳しい説明や種類の紹介と合わせて、アンテナテレビやケーブルテレビとの比較も紹介します。テレビの視聴方法を変えたい、新たな地デジ契約を考えているという人は、ぜひ参考にしてください。
光テレビとは

光テレビとは、光回線を利用してテレビを視聴する方法です。地上デジタル放送だけではなくBS/CS放送、多数の専門チャンネル、サービスによっては4K・8K衛星放送も視聴できます。
そもそも光回線とは、光ファイバーを通じて大容量のデータを高速で送受信できるインターネット回線のことです。光ファイバーを通ってきた光信号は「映像用回線終端装置」で電気信号に変換され、その後テレビに送られて視聴できます。光回線を使ったテレビ視聴方法には「RF方式」「IP方式」の2種類があります。
- RF方式:インターネット通信とは別の波長で映像を送る
- IP方式:インターネットと同じIPプロトコルを使って映像信号を送る方式で、インターネットと同じ回線を共有する
基本的にはインターネットサービスのオプションとしてテレビサービスを利用できる仕組みになっているため、インターネットなしでテレビのみ利用することはできません。しかし、サービスによっては電話とテレビのみの利用も可能です。
光テレビの種類

光回線を利用したテレビサービスには、大きく分けて「ひかりTV」「フレッツ・テレビ」「独自回線の光テレビ」の3種類があります。それぞれの特徴や視聴できるチャンネルの種類などを解説します。
ひかりTV
「ひかりTV」は株式会社NTTぷららが提供する映像配信サービスです。初期費用不要でオンデマンド動画が豊富、テレビの他にスマートフォンやパソコンからもテレビを視聴できます。地上デジタル放送・BSデジタル放送、BS4Kデジタル放送を視聴できる基本プランの月額料金は1,100円(税込)です。
選択したプランやオプションの有無により料金は異なります。
フレッツ・テレビ
「フレッツ・テレビ」はNTT東日本・NTT西日本の光回線「フレッツ光」を使用して、スカパーJSATが提供する映像サービスです。地デジやBSをはじめ、スカパー契約をすればCSや専門チャンネルも視聴できます。1チャンネルから契約でき、複数台のテレビで視聴可能な点が魅力です。
フレッツ・テレビの月額使用料は最低1,100円で、複数のテレビに接続しても月額使用料は同じです。なお、フレッツ・テレビのサービスは関東を中心に、北は北海道から南は佐賀まで全国28都道府県に提供されています。
独自回線の光テレビ
ひかりTVやフレッツ・テレビ以外に、独自回線で提供されている光テレビサービスもあります。例えばコミュファ光は東海地方で「コミュファ光テレビ」を、eo光は関西地方で「eo光テレビ」を提供しています。
コミュファ光テレビ
「コミュファ光テレビ」は月額506円という格安な料金が最大の魅力です。地デジやBSデジタル放送が無料で見られる点が、料金を抑えられる主な理由です。専門チャンネルは、見たい人のみスカパーなどと個別契約するシステムなので、必要なチャンネルのみを無駄なく選べます。
eo光
「eo光」は3つのCSコースと地デジ・BSコースの全4コースから選択可能、BSオプションチャンネルとしてWOWOWやスターチャンネルを追加できます。アプリをインストールすればスマートフォンやタブレットでの視聴も可能です。テレビのない部屋や外出先でも視聴できます。
独自回線の光テレビサービスでは通常、地デジ・BS/CSの視聴が可能です。また、「auひかり」のように専門チャンネルのみを提供し、地デジ・BS/CSが視聴できないサービスも存在します。
光テレビ・アンテナテレビ・ケーブルテレビのメリットとデメリットを比較

光テレビ・アンテナテレビ・ケーブルテレビ、それぞれのメリットとデメリットを表にまとめ、比較しました。
光テレビのメリット・デメリット
光テレビのメリット、デメリットについて見ていきましょう。
メリット | デメリット |
|---|
・アンテナを設置しなくてよい ・天気や天候の影響を受けにくい ・初期費用を抑えられる ・専門チャンネルを視聴できる | ・月額料金以外にも料金がかかる ・対応エリア外の場所がある ・NHK受信料が高くなる |
光テレビは光回線を利用しているため、天候の影響を受けにくいのが最大のメリットです。さらにサービスにもよりますが、プランやオプション次第で豊富なチャンネルを視聴できます。
デメリットは、月額料金が発生することと、チューナーをレンタルした場合にはレンタル料金も必要になることです。さらに、NHKを視聴するためには受信料の支払いが必要な点も考慮すべきデメリットです。
アンテナテレビのメリット・デメリット
アンテナテレビは、八木式アンテナやデザインアンテナなどを設置して電波を受信し、テレビを視聴する方法です。アンテナテレビのメリット、デメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット |
|---|
・月額料金がかからない ・取り付け後10~20年はメンテナンス不要 ・申し込み~視聴開始まで最短1日 | ・天候や天気の影響を受けることがある ・電波を受信できないエリアがある ・アンテナにより自宅の外観が損われる |
アンテナテレビは、月額料金がかからない点が最大のメリットですが、八木式アンテナの場合は屋根の上に設置するため、家の外観が損なわれます。(ただし、条件次第では屋根裏に設置することも可能です。)
デメリットは、アンテナで電波を受信する仕組みにより、雨や風、雪の影響を受けやすいことです。屋根裏に設置すれば天候の影響を受けにくいですが、それでも雨による電波の乱れや夏場の高温などの影響で映像が乱れることがあります。
ケーブルテレビのメリット・デメリット
ケーブルテレビはケーブルテレビ各社が電波を受信し、同軸ケーブルで各家庭に送ってテレビを視聴する方法です。ケーブルのメリットとデメリットについても見ていきましょう。
| メリット | デメリット |
|---|
・電波障害地域や弱電界地域に対応している ・自宅の外観を損なわない ・天候の影響を受けにくい | ・初期費用、月額料金が高い ・インターネット速度が遅い回線が多い ・自然災害で電柱が破損した場合の復旧が遅い |
ケーブルテレビはケーブルで電波を送るので、弱電波地域でもテレビを視聴できます。アンテナを設置しないため自宅の外観を損なわない、天候の影響を受けにくいという点がメリットです。一方で、初期費用と月額料金が高額になることや、インターネット速度が遅くなる回線が多いことがデメリットです。
光テレビに関するよくある質問
光テレビに関して、よくある質問をまとめました。

光テレビを解約したら地上波は見られますか?
光テレビを解約すると、光テレビサービス経由での地上波デジタル放送の視聴ができなくなります。ただし、通常のアンテナ経由であれば地上波は引き続き視聴可能です。ちなみに地デジだけではなく、BS/CS放送、その他の契約しているチャンネルなど全ての視聴ができなくなります。ただし、解約月の最終日までは視聴が可能です。
光テレビで見られるのは地上波のみですか?
光テレビで視聴できるのは地上波デジタル放送だけではありません。多くの光テレビサービスがBS/CS放送にも対応しており、様々なチャンネルを見られます。
光テレビにチューナーは必要ですか?
チューナーはテレビ放送の信号から映像と音声を抽出するための装置です。そのため、光テレビを視聴するのにはチューナーが必要となります。なお、光テレビ対応のチューナーを用意しないといけませんが、光テレビ対応のチューナーを内蔵しているテレビであれば、新たなチューナーは必要ありません。チューナーは基本的にレンタルするか、購入するかを選べます。レンタルの場合はレンタル料が毎月の利用料金に加算されます。購入する場合は初期費用とまとめての支払いです。
まとめ
光テレビの特徴や仕組み、アンテナテレビやケーブルテレビとのメリット・デメリット比較などについて解説しました。
光テレビはプラン次第で多くのチャンネルを視聴できる魅力的な映像配信サービスですが、デメリットも存在します。また、そもそも利用できない地域もあります。アンテナテレビやケーブルテレビと比較検討し、自分にぴったりのテレビサービスを選んでください。
【要注意】12月に急増するテレビアンテナのトラブル!原因と対策
慌ただしい年末を迎え、家で過ごす時間が増える12月。
年末年始の特別番組や録画を楽しみにしている方も多いでしょう。
しかし、この時期は本格的な冬の寒さや天候の変化が原因で、アンテナトラブルが急増する傾向にあります。
突然「テレビが映らない」と慌てないために、11月のトラブルに加え、12月に特に注意すべき原因と対策を確認しておきましょう。
12月のトラブル急増の主な原因
11月までの要因に加え、冬特有の厳しい気象条件がトラブルを顕在化させます。
1. 寒波や積雪、冬の強風によるアンテナの更なる負荷と劣化の顕在化
11月までの秋の強風に加え、12月に入ると寒波が到来し、地域によっては雪を伴うことがあります。
冬の強風は、夏や秋の台風によるアンテナのわずかなズレや緩みをさらに悪化させ、受信不良を引き起こす決定的な要因となることがあります。
積雪は、アンテナ本体やケーブルに重量負荷をかけ、破損やケーブルの断線、接続部の接触不良を招くリスクがあります。特に雪が溶け始める時も注意が必要です。
急激な気温の低下は、アンテナの素材やケーブルを硬化させ、わずかな衝撃や振動で破損しやすくなるなど、経年劣化を加速させる要因にもなります。
2. 木の葉が落ちたことによる影響の逆転と周辺環境の変化
11月までは木の葉による電波遮断が問題となることがありますが、12月になり落葉が進むことで、状況が逆転する可能性があります。
落葉により一時的に電波の通りが良くなることもありますが、木々が遮っていた冬の強い風がアンテナに直接当たるようになり、揺れやズレの原因となることがあります。
また、寒さによる受信機器(ブースターなど)の性能低下や、外壁や屋根のわずかな隙間からの湿気の侵入が、ケーブル内部の錆や腐食を進行させ、不安定な受信レベルを引き起こすことがあります。
12月にも起こりやすい症状と対処法
| 12月にも起こりやすい症状 | 考えられる主な原因 | 対処方法の目安 |
|---|
| 雪が降っている日や強風の日に映像が乱れる | アンテナの向きのズレ・積雪による負荷、固定部分の緩み | 積雪時は安全確保が最優先。雪が解けた後、専門業者による方向の再調整や固定部の点検、補強。 |
| 特定の時間帯やチャンネルで映りが悪い | 極端な寒さによる機器の性能低下、ケーブルの接触不良 | 室内でできる対処(ケーブルの抜き差し等)を試みる。改善しない場合は専門業者へ相談。 |
| E202エラーが頻繁に表示される | 部品の経年劣化、積雪や強風によるケーブルの断線や損傷 | アンテナ本体や配線全体の詳細な点検・修理を専門業者へ依頼。 |
年末が来る前に!自分でできる安全チェックと専門業者へ相談する目安
年末年始の特番が始まる前に、アンテナの状態を確認しておくと安心です。ただし、積雪時や強風時の高所作業は大変危険です。
室内でできること
テレビ本体とアンテナケーブルの接続(芯線の折れや曲がりがないか)を確認し、緩んでいたら一度抜き差ししてみましょう。
B-CASカードの差し直しや、テレビの再起動も有効です。
天候が落ち着いている時に、屋根やベランダから目視でアンテナが大きく曲がったり、ケーブルが垂れ下がっていないか確認してみましょう(無理のない範囲で)。
アンテナ専門業者への相談
上記の室内での対処で改善しない場合、または積雪や凍結が伴う中での作業、高所作業が必要な場合は、必ず専門業者に点検・修理を依頼しましょう。
これらのサインが見られたら、被害が大きくなる前に、そして年末の予約が混み合う前に、早めに専門業者へ点検を依頼するのが賢明です。
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