BSが映らないのは分配器が原因?原因と解決法を紹介

BSが映らないと悩んでいませんか?この記事では分配器の正しい設置方法と、BS受信トラブルの解決策を分かりやすく解説しています。今すぐ、自宅でBS放送が視聴できない問題を解決しましょう。

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監修者:伊藤 洵弥

監修者:伊藤 洵弥

アンテナパンダ(給湯パンダ株式会社)代表

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「分配器を設置したのにBSが映らない」

「正しい設置方法がわからない」

といった悩みを抱えている方に向けて、この記事では分配器を設置したのにBSが映らない時の原因や解決策を解説します。

分配器とは

分配器は、一つのアンテナから受けたテレビの電波を、複数のテレビに分けて送るための機器です。分配器を使うことで、家の中のいろいろな場所でテレビを見ることが可能です。たとえば、リビングと寝室で異なるテレビ番組を見たい場合に役立ちます。

ただし、分配器には注意点があります。それは、電波の強さが分配されることです。たとえば、電波を2つに分けると、それぞれのテレビには信号の半分の強さしか届かなくなります。3つに分けるとさらに弱くなるため、分配する先が多くなると、電波の強さが弱まり、テレビの映りが悪くなるのです。

分配器は家の中で複数のテレビを便利に見るための機器ですが、分配する先が増えるほど、テレビの映りが悪くなる点に注意して使用してください。

分配器と分波器の違い

「分配器」と「分波器」という2つの機器がありますが、これらは異なる機能を持っています。

特徴/機器分配器分波器
役割一つのアンテナからの電波を複数のテレビに分けて送る地デジと衛星放送の電波を分ける
応用複数のテレビで異なる番組を視聴する場合に使用地デジと衛星放送を一つのアンテナ端子から分離する場合に使用
利用状況標準的な家庭のテレビ視聴環境に適用地デジと衛星放送のアンテナ端子が一つに統合された住宅に適用
電波の取り扱い一つの電波を分割して複数の出力に供給異なる周波数帯の電波を分離し、適切に出力

もし、家にアンテナ端子が1つしかなく、衛星放送を見ない場合は、分波器は必要ありません。分配器は電波を複数のテレビに分けるための機器であり、分波器は異なる種類の放送(地デジと衛星放送)を分けるための機器です。

分配機を設置したのにBSが映らない時の原因

テレビを新しく設置した際、BS放送が映らなかったりノイズが入ることは、意外と一般的な問題です。このような状況は、電波が何らかの障害により弱くなっている可能性があります。多くの場合、これは一時的なトラブルであり、時間が経過すると自然と解消されることが多いです。

しかし、時間が経過しても問題が解消されない場合、別の要因が考えられます。ここからは、分配器の設置によりテレビの映りが悪くなる場合の原因について解説します。

分配器が正しく接続されていない

テレビの映りが悪い場合、まず自分で簡単にできる確認方法として分配器の接続状態をチェックするのが良いでしょう。分配器は、アンテナケーブルをテレビにつなぐための重要な部品です。

この分配器はコネクタという部品を使ってケーブルに接続されます。もしコネクタがきちんと接続されていなかったり、緩んでいたりすると、テレビの映像がうまく映らない原因です。

アンテナレベルが低下している

分配器を使うと、電波の強さが各分配先に分割されるため、分配先が多くなるほど各機器に届く信号の強さは弱くなります。

ここで重要なのが、アンテナレベルという指標です。これはテレビが受信している電波の強さを示し、アンテナレベルが低いとテレビが映らないという問題が起こります。この指標は、受信強度や受信レベルとも呼ばれます。アンテナレベルの確認方法は、メーカーや機種によって異なるため、テレビの取扱説明書を参照して行ってください。

一般的にはアンテナレベルが50以上であれば、テレビは正常に映るとされます。しかし、この基準値はメーカーや機種によって異なり、年式や機種によっては数値が変わるので、正確な情報は取扱説明書で確認することが重要です。

アンテナレベルが低下したときの解決法

分配器を設置することで電波が弱くなり、テレビの映像がうまく映らない場合、ブースターの設置を検討すると良いでしょう。ブースターは、テレビの電波を増幅させる機器です。アンテナレベルが低くて映像が不安定なとき、ブースターを使うことで弱い電波を強化し、快適にテレビを視聴することが可能です。

また、アンテナケーブルの状態にも注意してください。接触不良や不適切な接続はアンテナレベルの低下に繋がることがあります。特に、アンテナケーブルを10年以上使っている場合や、ケーブルの長さが過剰な場合は、ケーブル自体の不具合も原因の一つとなることがあります。

このような場合は、アンテナケーブルの点検や交換を検討すると良いでしょう。ブースターの設置と合わせて、アンテナケーブルの状態を確認することで、テレビの受信状況を改善できる可能性が高まります。

まとめ

以上が、分配器を設置したのにBSが映らない原因と解決法です。テレビ受信を改善するためのブースターの設置やアンテナの向き調整などの専門的な工事が必要な場合、アンテナ工事業者に相談することをおすすめします。業者を選ぶ際は、複数の業者から見積もりを取り比較することや、アンテナ設置に関する豊富な実績を持つ業者を選ぶことが重要です。

【要注意】12月に急増するテレビアンテナのトラブル!原因と対策

慌ただしい年末を迎え、家で過ごす時間が増える12月。

年末年始の特別番組や録画を楽しみにしている方も多いでしょう。

しかし、この時期は本格的な冬の寒さや天候の変化が原因で、アンテナトラブルが急増する傾向にあります。

突然「テレビが映らない」と慌てないために、11月のトラブルに加え、12月に特に注意すべき原因と対策を確認しておきましょう。

12月のトラブル急増の主な原因

11月までの要因に加え、冬特有の厳しい気象条件がトラブルを顕在化させます。

1. 寒波や積雪、冬の強風によるアンテナの更なる負荷と劣化の顕在化

11月までの秋の強風に加え、12月に入ると寒波が到来し、地域によってはを伴うことがあります。

冬の強風は、夏や秋の台風によるアンテナのわずかなズレや緩みをさらに悪化させ、受信不良を引き起こす決定的な要因となることがあります。

積雪は、アンテナ本体やケーブルに重量負荷をかけ、破損やケーブルの断線、接続部の接触不良を招くリスクがあります。特に雪が溶け始める時も注意が必要です。

急激な気温の低下は、アンテナの素材やケーブルを硬化させ、わずかな衝撃や振動で破損しやすくなるなど、経年劣化を加速させる要因にもなります。

2. 木の葉が落ちたことによる影響の逆転と周辺環境の変化

11月までは木の葉による電波遮断が問題となることがありますが、12月になり落葉が進むことで、状況が逆転する可能性があります。

落葉により一時的に電波の通りが良くなることもありますが、木々が遮っていた冬の強い風がアンテナに直接当たるようになり、揺れやズレの原因となることがあります。

また、寒さによる受信機器(ブースターなど)の性能低下や、外壁や屋根のわずかな隙間からの湿気の侵入が、ケーブル内部の錆や腐食を進行させ、不安定な受信レベルを引き起こすことがあります。

12月にも起こりやすい症状と対処法

12月にも起こりやすい症状考えられる主な原因対処方法の目安
雪が降っている日や強風の日に映像が乱れるアンテナの向きのズレ・積雪による負荷、固定部分の緩み積雪時は安全確保が最優先。雪が解けた後、専門業者による方向の再調整や固定部の点検、補強。
特定の時間帯やチャンネルで映りが悪い極端な寒さによる機器の性能低下、ケーブルの接触不良室内でできる対処(ケーブルの抜き差し等)を試みる。改善しない場合は専門業者へ相談。
E202エラーが頻繁に表示される部品の経年劣化、積雪や強風によるケーブルの断線や損傷アンテナ本体や配線全体の詳細な点検・修理を専門業者へ依頼。

年末が来る前に!自分でできる安全チェックと専門業者へ相談する目安

年末年始の特番が始まる前に、アンテナの状態を確認しておくと安心です。ただし、積雪時や強風時の高所作業は大変危険です。

室内でできること

テレビ本体とアンテナケーブルの接続(芯線の折れや曲がりがないか)を確認し、緩んでいたら一度抜き差ししてみましょう。

B-CASカードの差し直しや、テレビの再起動も有効です。

天候が落ち着いている時に、屋根やベランダから目視でアンテナが大きく曲がったり、ケーブルが垂れ下がっていないか確認してみましょう(無理のない範囲で)。

アンテナ専門業者への相談

上記の室内での対処で改善しない場合、または積雪や凍結が伴う中での作業、高所作業が必要な場合は、必ず専門業者に点検・修理を依頼しましょう。

これらのサインが見られたら、被害が大きくなる前に、そして年末の予約が混み合う前に、早めに専門業者へ点検を依頼するのが賢明です。

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