「雨の日に突然BSが映らなくなった」
「雨の日にBS放送が視聴できないことが多い」
という経験や悩みに直面していませんか?この記事では、雨天時にBSが映らない原因を解説し、誰でも簡単に実践できる解決方法をお伝えします。対策を行うことで、雨の日でも快適にテレビを楽しむことができるようになります。
雨でBSが映らない3つの原因

雨が原因でBS放送の電波を受信できなくなるのは、以下の3つが原因です。
- 雨によるBS電波の吸収・反射
- BSアンテナが傾いている・落下している
- BSアンテナが故障している
それぞれをくわしく解説していきましょう。
雨粒によるBS電波の吸収・反射
BS放送が、激しい雨が降っている時に映らなくなると「降雨減衰」という現象が原因の可能性があります。降雨減衰とは、雨の粒が空中の電波を吸収したり反射したりすることです。
この現象は、ちょっとした雨ではあまり起こりませんが、大雨や雷雨の時によく起こります。なぜかというと、雨の粒が多いほど、電波が遮られるからです。BS放送は、特に高い周波数の電波を使っているため、他の放送よりも降雨減衰の影響を受けやすいのです。
また、雨だけでなく、雪でも降雨減衰は起こります。BSアンテナに雨や雪が付着すると、それが原因で映像が乱れることもあります。
BSアンテナがずれている
BS放送が映らなくなる原因の一つに、強い風があります。雨だけでなく、颷(つむじ)風などの強風が吹いたときにも、BS放送の受信に影響が出ます。その理由は何かというと、BSアンテナが正確な位置に向いていないと、ちゃんとした受信ができないからです。
BSアンテナは、宇宙にある衛星から送られる電波を受け取るために、衛星の方向に正確に向けられています。強風が吹くことで、アンテナがその方向から少しでもずれてしまうと、BS放送の信号を正しく受け取れなくなります。
BSアンテナが故障している
もしBS放送が突然映らなくなったら、雨によるアンテナの故障が原因かもしれません。BSアンテナは、屋外に設置されるため、雨から守るための防水処理が施されています。しかし、長い間使っていると、防水機能は徐々に弱まっていきます。
防水機能が弱くなると、雨水がアンテナの内部に入り込むため、アンテナ内の電子部品が故障してしまうのです。特に、設置から時間が経ったアンテナでは、こうした問題が起きやすくなります。
BSが雨で突然映らない時の対処法
雨や雪が原因で、BSが映らなくなった時の対処法をそれぞれ紹介します。
アンテナを交換する
BSアンテナが雨と強風、または積雪のために倒れてしまった場合、アンテナを元の位置に戻すだけで、テレビの受信が復旧することもあります。しかし、倒れる際にアンテナが破損してしまった場合は、新しいアンテナに交換する必要があります。
アンテナのずれを直す
強風や雪の重みでBSアンテナが位置をずらしてしまうことがあります。その場合、アンテナの角度や向きを正確に調整して、BS放送の電波を再びキャッチできるようにする必要があります。ただし、調整作業は非常に繊細で、専門的な知識と技術、特別な機器が必要です。
また、アンテナの設置場所が高い位置にある場合、その調整作業は危険を伴います。高所での作業は落下などのリスクがあるため、専門の訓練を受けていない人にはおすすめできません。このような状況では、安全性を考慮して、アンテナの調整はアンテナ工事の専門業者に任せるのが最良です。
ブースターの調整や交換を依頼する
BS放送の信号が強い雨や雪の影響で弱まった際は、アンテナのブースター(信号増幅器)を調節したり交換したりすることで解決することがあります。しかし、ブースターの調節や交換は専門的な知識と技術が必要な作業です。
間違った調整をすると、かえって受信状況を悪化させることもあります。また、適切な器具を使わないと、信号の強さを正確に測定できません。そのため、このような状況に直面した場合は、専門のアンテナ工事業者に相談することをおすすめします。
アンテナ線を交換する
アンテナケーブルは時間が経つにつれて劣化することがあり、特に雨や雪などの悪天候は、信号を弱め、劣化を早めてしまいます。もし使用しているアンテナケーブルが10年から15年くらい経過しているなら、交換のタイミングです。
新しいケーブルを選ぶ際には、パッケージに「75Ω」と「テレビ用」と記載されていること、また「4C」や「5C」という表示があることを確認してください。これらは、ケーブルがテレビの受信に適しており、十分な太さを示しています。
新しいアンテナケーブルを購入する際は、これらの点を確認し、適切なケーブルを選んでください。
雨でBS放送が映らないのを防ぐ方法

周波数が高いBS放送に降雨減衰は付きものとはいえ、雨の日でもBS放送を快適に楽しみたいです。快適にBS放送を視聴するためにできる対策を紹介します。
対策グッズを利用する
快適にBS放送をいつでも視聴するなら、対策グッズを用意してください。BSアンテナの受信不良を防ぐためには、専用のカバーや防水スプレーがおすすめです。これらは、アンテナのお椀部分に水滴が付着するのを防ぎ、一定の効果をもたらすことが期待されます。
しかし、すべてのアンテナメーカーがこれらのアクセサリーの使用を推奨しているわけではありません。場合によっては、受信不良を引き起こす可能性もあります。そのため、特にカバーやスプレーを使用する前には、アンテナのメーカーの指示や推奨を確認することが重要です。
雨の影響を受けにくい場所に設置する
BSアンテナを雨の影響を受けにくい場所、例えば軒下や室内などに移動することで、降雨時の受信不良を防ぐ方法があります。しかし、アンテナの移動や再設置は、簡単な作業ではありません。
自分でアンテナを移動しようとすると、アンテナの向きが正確ではなくなるリスクがあります。BSアンテナは、正しい方向に設定する必要があるため、少しのズレでも受信品質に大きく影響します。このような理由から、BSアンテナの移動や再設置は、専門のアンテナ工事業者に依頼してください。
強風対策ならメッシュタイプのBSアンテナ
強風が原因でBSアンテナがずれてしまう問題を防ぐためには、アンテナの確実な固定が重要です。さらに、この問題に対処するもう一つの方法として、メッシュタイプのBSアンテナの利用が効果的です。
メッシュタイプのBSアンテナは、お椀のような形状の部分に小さな穴がたくさん開いている設計をしています。この穴があることで、風がアンテナを通過しやすくなり、強風によるアンテナのずれを大幅に減らせるのです。
特に、豪雨と強風が頻繁に発生する地域に住んでいて、BSアンテナのずれに悩まされている場合は、メッシュタイプのBSアンテナへの買い替えを検討する価値があります。
メッシュタイプのアンテナは、強風の影響を受けにくいため、安定した受信状態を保ちやすくなります。このようなアンテナへの交換は、風の強い地域でBS放送の受信品質を向上させる効果的な方法の一つです。
雨でBSが視聴できなくなったらアンテナ工事業者へ相談しよう

雨や強風によってBS放送が見られなくなった場合、自分で対策を講じるよりもアンテナ工事業者に相談してください。強風でずれたアンテナの修正や再固定は、専用の道具や機器が必要で、専門的な知識が求められます。自分で対応しようとすると、故障のリスクがある上に、高所での作業は落下の危険も伴います。
また、アンテナ工事業者はBSアンテナの設置や調節に関する豊富な経験と技術を持っており、視聴不良の原因を迅速に特定し、効率的に解決可能です。自分で時間と労力を費やすより、専門家に依頼する方が安全で経済的です。
さらに、BSアンテナに関する疑問や不明点も、アンテナ工事業者に相談できます。アンテナの最適な設置場所や、ブースターやメッシュタイプアンテナへの変更の必要性など、専門家の意見を聞くことで、BS放送をより快適に視聴可能です。
まとめ
BS放送の視聴不良が雨の影響で起こった場合、まずは雨が小降りになるのを待って、BSが再び映るかを確認してください。雨が止んだ後もBSが視聴できない、あるいは頻繁に視聴不良が発生する場合は、アンテナ工事業者に相談するのが良いでしょう。
自分で原因を追究し解決しようとするよりも、専門の業者に依頼した方がスピーディーかつ確実です。アンテナ工事業者を選ぶ際には、信頼できる業者の選び方についてのガイドを参考にしてください。これにより、効率的かつ安全に問題を解決できます。
【要注意】12月に急増するテレビアンテナのトラブル!原因と対策
慌ただしい年末を迎え、家で過ごす時間が増える12月。
年末年始の特別番組や録画を楽しみにしている方も多いでしょう。
しかし、この時期は本格的な冬の寒さや天候の変化が原因で、アンテナトラブルが急増する傾向にあります。
突然「テレビが映らない」と慌てないために、11月のトラブルに加え、12月に特に注意すべき原因と対策を確認しておきましょう。
12月のトラブル急増の主な原因
11月までの要因に加え、冬特有の厳しい気象条件がトラブルを顕在化させます。
1. 寒波や積雪、冬の強風によるアンテナの更なる負荷と劣化の顕在化
11月までの秋の強風に加え、12月に入ると寒波が到来し、地域によっては雪を伴うことがあります。
冬の強風は、夏や秋の台風によるアンテナのわずかなズレや緩みをさらに悪化させ、受信不良を引き起こす決定的な要因となることがあります。
積雪は、アンテナ本体やケーブルに重量負荷をかけ、破損やケーブルの断線、接続部の接触不良を招くリスクがあります。特に雪が溶け始める時も注意が必要です。
急激な気温の低下は、アンテナの素材やケーブルを硬化させ、わずかな衝撃や振動で破損しやすくなるなど、経年劣化を加速させる要因にもなります。
2. 木の葉が落ちたことによる影響の逆転と周辺環境の変化
11月までは木の葉による電波遮断が問題となることがありますが、12月になり落葉が進むことで、状況が逆転する可能性があります。
落葉により一時的に電波の通りが良くなることもありますが、木々が遮っていた冬の強い風がアンテナに直接当たるようになり、揺れやズレの原因となることがあります。
また、寒さによる受信機器(ブースターなど)の性能低下や、外壁や屋根のわずかな隙間からの湿気の侵入が、ケーブル内部の錆や腐食を進行させ、不安定な受信レベルを引き起こすことがあります。
12月にも起こりやすい症状と対処法
| 12月にも起こりやすい症状 | 考えられる主な原因 | 対処方法の目安 |
|---|
| 雪が降っている日や強風の日に映像が乱れる | アンテナの向きのズレ・積雪による負荷、固定部分の緩み | 積雪時は安全確保が最優先。雪が解けた後、専門業者による方向の再調整や固定部の点検、補強。 |
| 特定の時間帯やチャンネルで映りが悪い | 極端な寒さによる機器の性能低下、ケーブルの接触不良 | 室内でできる対処(ケーブルの抜き差し等)を試みる。改善しない場合は専門業者へ相談。 |
| E202エラーが頻繁に表示される | 部品の経年劣化、積雪や強風によるケーブルの断線や損傷 | アンテナ本体や配線全体の詳細な点検・修理を専門業者へ依頼。 |
年末が来る前に!自分でできる安全チェックと専門業者へ相談する目安
年末年始の特番が始まる前に、アンテナの状態を確認しておくと安心です。ただし、積雪時や強風時の高所作業は大変危険です。
室内でできること
テレビ本体とアンテナケーブルの接続(芯線の折れや曲がりがないか)を確認し、緩んでいたら一度抜き差ししてみましょう。
B-CASカードの差し直しや、テレビの再起動も有効です。
天候が落ち着いている時に、屋根やベランダから目視でアンテナが大きく曲がったり、ケーブルが垂れ下がっていないか確認してみましょう(無理のない範囲で)。
アンテナ専門業者への相談
上記の室内での対処で改善しない場合、または積雪や凍結が伴う中での作業、高所作業が必要な場合は、必ず専門業者に点検・修理を依頼しましょう。
これらのサインが見られたら、被害が大きくなる前に、そして年末の予約が混み合う前に、早めに専門業者へ点検を依頼するのが賢明です。
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