デザインアンテナの魅力とは?メリットと設置のコツを紹介

お家の外観を損ねないアンテナをお探しでしょうか?この記事では、デザインアンテナの魅力について解説しています。デザインアンテナのメリットや設置に適した場所などを知りたい方は参考にしてください。

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監修者:伊藤 洵弥

監修者:伊藤 洵弥

アンテナパンダ(給湯パンダ株式会社)代表

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「自宅の外観を損ねずに機能性を保てるアンテナはないかな」という悩みを持つ方もいるでしょう。そこで、魅力的なのはデザインアンテナです。この記事では、デザインアンテナとは何か解説したうえで、メリットや設置に適した場所について紹介しています。

外観を考慮したアンテナを選びたい方は参考にしてください。

デザインアンテナとは?

デザインアンテナは、地上デジタル放送を受信するための特別なアンテナです。普通のアンテナと異なり、平面型で、「平面アンテナ」や「フラットアンテナ」とも呼ばれています。

2016年からの地上デジタル放送に対応しており、主に住宅の壁面に設置されますが、電波の受信状況によって屋根裏やベランダなどにも設置されることがあります。

デザインアンテナの寿命は約10年です。しかし、あくまで寿命は目安で、設置場所によって異なります。屋外に設置すると雨風にさらされるため劣化しやすく、特に台風の多い地域では故障のリスクがあります。

一方で、屋内に設置すると、耐用年数が長くなるでしょう。デザインアンテナの寿命は、設置場所にも左右されると言えます。

デザインアンテナとUHFアンテナの違い

地デジを受信するためのアンテナは、大きく分けて「UHFアンテナ」「デザインアンテナ」の2つがあります。「UHFアンテナ」とは、地上デジタル放送用の極超短波(Ultra High Frequency)を受信するためのアンテナで、最も流通しているのが「八木式アンテナ」になります。

デザインアンテナとUHFアンテナの違いを以下の表にまとめました。

特徴デザインアンテナ八木式アンテナ
形状箱型でスタイリッシュなデザイン魚の骨のような形状
デザイン性建物に馴染むカラーバリエーション一般的な見た目
利用方法地上デジタル放送の受信

地上デジタル放送

アナログ放送

FM/AMラジオ

アマチュア無線の受信

普及状態デザイン性が高く注目されている幅広い用途で使用、最も普及率が高い

地上デジタル放送を受信するためのアンテナの中で最もデザイン性に優れた形状をしており、住宅の美観を損ねないと人気なのが今回ご紹介する「デザインアンテナ」です。建物の外観に溶け込みやすく、「屋根の上にアンテナを付けると外観が損なわれる」「新築で外観にこだわる」と考える人におすすめです。

デザインアンテナのメリット 

ここでは、デザインアンテナのメリットを3つにわけて解説します。

メリット1:自宅の外観を損なわずに設置できる

テレビアンテナを「機能」だけではなく「デザイン」という観点で選べるのが、デザインアンテナのメリットです。四角い箱のようなコンパクトな形をしたデザインアンテナは、「アンテナを目立たせたくない」「アンテナが台風で倒れないか心配」といった人から支持を得ています。

カラーもオフホワイトやライトブラウン、スーパーブラック、ブラックブラウンなど豊富です。このように外観を損なわずに設置できる点が、デザインアンテナの魅力です。ただし、業者によって取り扱いカラーが異なるため、事前に確認しましょう。

メリット2:風や雨などの天候の影響を受けにくい

デザインアンテナは室内や壁面、ベランダ内に設置できるため、風の影響を受けにくく、倒れることによる破損の心配がありません。また、雨や雪にもあたらないため、本体が劣化するのも遅くなることから、耐久性にも優れています。

八木式アンテナは屋根上に設置するため、台風などの強風を受けやすいのが弱点です。しかし、デザインアンテナは壁面に設置できるため、壁との設置面が広くなり、風の影響を受けにくくなっています。軽量なため、万が一外れてしまった場合でも、従来の製品に比べて被害が軽減されます。

メリット3:屋根の痛みを防げる

デザインアンテナは、設置による屋根の痛みを防げるのもメリットです。従来のアンテナは設置に際して屋根に工事をする必要があり、水漏れや屋根材の劣化を引き起こす原因となっていました。

しかし、デザインアンテナは、見た目にも配慮された形状をしており、屋根に直接固定することなく設置が可能です。このため、屋根へのダメージが極めて少なく、長期にわたって屋根の状態を維持できます。

特に新築の住宅や、屋根の美観を重視する建物においては、デザインアンテナの特徴は大きな価値を持ちます。耐久性と美観の両方を損なわずに必要な放送受信機能を得られることは、大きなメリットです。

デザインアンテナの設置に適した場所

デザインアンテナを設置する際、電波状況に応じて適した場所を見つけることが重要です。デザインアンテナは、屋根以外にも以下のような場所に設置できます。

  • 室内
  • 壁面
  • ベランダ内
  • 屋根裏

一般的には、屋根裏にデザインアンテナを設置することが、外観を損なわず、雨や風の被害を受けにくいという観点からおすすめされています。ただし、デザインアンテナがどんな場所でも設置可能なわけではありません。家の状況によっては屋根裏だと電波受信が難しいこともあります。

デザインアンテナ設置には、周辺地域の地形などの特性によって変わる「強電界地域」や「中電界地域」「弱電界地域」といった周辺環境の電界強度などの情報を調べましょう。強電界地域であれば、屋根裏に設置しても問題ありません。

デザインアンテナの費用  

デザインアンテナ本体の価格相場は、5,000円〜20,000円程度です。業者に設置を依頼した場合の設置費用を加えると、総額はおよそ20,000円〜40,000円になります。業者に依頼した際の設置費用は、工事をする作業員の人件費や仲介手数料、設置場所により幅広くなっています。

ほかにも、既存のアンテナの撤去や処分にかかる費用も別途加算されることもあるでしょう。

通常のデザインアンテナは地上デジタル放送のみの受信ですが、BS/CSの受信も希望する場合は、BS/CSアンテナなどの追加設置が必要です。そのため、費用はさらに上がります。BS/CSアンテナは、追加設置することも可能です。しかし、デザインアンテナと同時に工事を行えば、工事時間や費用などのコストを抑えられます。

デザインアンテナの購入から設置までの流れ  

通常、機器の選定から工事までを以下の業者に依頼するか検討します。

  • 家電量販店
  • ホームセンター
  • アンテナ専門業者

デザインアンテナは、インターネットや家電量販店で単体購入も可能です。

アンテナ購入後は、周辺地域の電界強度などの情報をリサーチし、設置を考えている場所で問題なく電波を受信できるかを確認します。設置場所が決定したら、取り付け位置に穴を開け、ビスと金具で固定し、必要に応じてコーキングなどの処理を施します。

その後、テレビと接続し映像が映るのであれば、設置完了です。

デザインアンテナを自分で設置することは可能? 

デザインアンテナを自分で設置するのは、おすすめではありません。設置をおすすめしない理由は、主に2つあります。

  • 設置作業における高度な技術と専門的な知識
  • 電界強度を判別するための専門知識が必要
  • 高所作業における危険性

デザインアンテナの設置は、壁面やベランダ内、屋根裏で行います。設置作業には専門的な技術と知識が求められるため、独学でアンテナ設置工事の方法を知っただけでは、映像が映らないといったトラブルを招きます。

また、住んでいる住宅の電界強度を把握するためには、専門的知識が必要です。さらに、デザインアンテナの設置作業は、高所での作業です。転落の危険性があるため、自力での設置は辞めましょう。

まとめ

以上が、デザインアンテナについての解説となります。自宅の外観を損ねずに機能性を保てるアンテナをお探しの方は、デザインアンテナの設置を検討してみてはいかがでしょうか?

デザインアンテナの設置には、電波の受信環境を事前に調査する必要があり、高所作業になるため、プロへの依頼を強くおすすめします。

【要注意】12月に急増するテレビアンテナのトラブル!原因と対策

慌ただしい年末を迎え、家で過ごす時間が増える12月。

年末年始の特別番組や録画を楽しみにしている方も多いでしょう。

しかし、この時期は本格的な冬の寒さや天候の変化が原因で、アンテナトラブルが急増する傾向にあります。

突然「テレビが映らない」と慌てないために、11月のトラブルに加え、12月に特に注意すべき原因と対策を確認しておきましょう。

12月のトラブル急増の主な原因

11月までの要因に加え、冬特有の厳しい気象条件がトラブルを顕在化させます。

1. 寒波や積雪、冬の強風によるアンテナの更なる負荷と劣化の顕在化

11月までの秋の強風に加え、12月に入ると寒波が到来し、地域によってはを伴うことがあります。

冬の強風は、夏や秋の台風によるアンテナのわずかなズレや緩みをさらに悪化させ、受信不良を引き起こす決定的な要因となることがあります。

積雪は、アンテナ本体やケーブルに重量負荷をかけ、破損やケーブルの断線、接続部の接触不良を招くリスクがあります。特に雪が溶け始める時も注意が必要です。

急激な気温の低下は、アンテナの素材やケーブルを硬化させ、わずかな衝撃や振動で破損しやすくなるなど、経年劣化を加速させる要因にもなります。

2. 木の葉が落ちたことによる影響の逆転と周辺環境の変化

11月までは木の葉による電波遮断が問題となることがありますが、12月になり落葉が進むことで、状況が逆転する可能性があります。

落葉により一時的に電波の通りが良くなることもありますが、木々が遮っていた冬の強い風がアンテナに直接当たるようになり、揺れやズレの原因となることがあります。

また、寒さによる受信機器(ブースターなど)の性能低下や、外壁や屋根のわずかな隙間からの湿気の侵入が、ケーブル内部の錆や腐食を進行させ、不安定な受信レベルを引き起こすことがあります。

12月にも起こりやすい症状と対処法

12月にも起こりやすい症状考えられる主な原因対処方法の目安
雪が降っている日や強風の日に映像が乱れるアンテナの向きのズレ・積雪による負荷、固定部分の緩み積雪時は安全確保が最優先。雪が解けた後、専門業者による方向の再調整や固定部の点検、補強。
特定の時間帯やチャンネルで映りが悪い極端な寒さによる機器の性能低下、ケーブルの接触不良室内でできる対処(ケーブルの抜き差し等)を試みる。改善しない場合は専門業者へ相談。
E202エラーが頻繁に表示される部品の経年劣化、積雪や強風によるケーブルの断線や損傷アンテナ本体や配線全体の詳細な点検・修理を専門業者へ依頼。

年末が来る前に!自分でできる安全チェックと専門業者へ相談する目安

年末年始の特番が始まる前に、アンテナの状態を確認しておくと安心です。ただし、積雪時や強風時の高所作業は大変危険です。

室内でできること

テレビ本体とアンテナケーブルの接続(芯線の折れや曲がりがないか)を確認し、緩んでいたら一度抜き差ししてみましょう。

B-CASカードの差し直しや、テレビの再起動も有効です。

天候が落ち着いている時に、屋根やベランダから目視でアンテナが大きく曲がったり、ケーブルが垂れ下がっていないか確認してみましょう(無理のない範囲で)。

アンテナ専門業者への相談

上記の室内での対処で改善しない場合、または積雪や凍結が伴う中での作業、高所作業が必要な場合は、必ず専門業者に点検・修理を依頼しましょう。

これらのサインが見られたら、被害が大きくなる前に、そして年末の予約が混み合う前に、早めに専門業者へ点検を依頼するのが賢明です。

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